【2021年8月現在】コロナウイルスに対する観光業界や航空会社が行っている感染対策とは？

2021-08-292022-05-01

皆さん、こんにちは。ゆしたろです。

当サイトは、皆さんが『マイルで無料で旅行へ行く』ための情報提供をしています。

今回は、コロナ禍で旅行業界が大変な状況の中、航空会社はどんな取り組みを行っているのかを解説していきます。

『安心安全な空の旅』をテーマに掲げている航空会社が行っている感染対策を知っておきましょう。

　この記事でわかること

⚫︎新型コロナが観光業界に及ぼした影響
⚫︎航空会社、旅行会社の感染対策
⚫︎現在の海外の現地状況

2020年より、新型コロナウイルスが感染拡大し、海外旅行はもちろん国内旅行も自由にできなくなりました。

2021年に入ってＥＵ（ヨーロッパ連合）が1月、日本からの渡航を原則禁止すると発表しました。その後、ワクチン普及と共に6月には日本からの旅行者受け入れを解禁しました。

また、アメリカでは、ESTA(電子渡航認証システム)による渡航を認めていますが、新型コロナウイルスの変異種に対する防疫措置として、国外から空路でアメリカへ入国する全ての方はPCR検査による陰性証明書が義務付けられています。

自粛期間が長くなり、大変な状況だと思います。今後、旅行や楽しいことが当たり前にできるように皆さんの協力で感染拡大を防いでいきましょう。

こんな世の中でも、必死に皆さんを安心して自由に旅行が出来る様に頑張っている観光業界。

今回は、そんな観光業界や航空会社の感染対策について話していきます。

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世界のコロナ感染者数

ここで、現在の全世界のコロナウイルス感染者数です。

2021年１月→『感染者　１億人越え』
2021年８月→『感染者　２億人越え』

ワクチン接種が進んでいますが、未だとてつもない大規模な感染が広まっています。

1日でも早い、終息を願いたいですね。

新型コロナウイルスが及した観光業界への影響

2020年は前年度比較によると、訪日外国人は99.９％減少した月もあるといわれています。特に観光業界に大きなダメージを受けることになりました。しかし、コロナ禍でありながらも旅行業の倒産件数は過去20年間で 2番目の低水準であったようです。

観光需要は減少しましたが、政府や自治体、金融機関による資金・支援策、持続化給付金や助成金などGoToトラベルも倒産を抑制できたようです。

しかし、コロナ禍が続いた現在、帝国データバンクによる新型コロナウイルス感染症に対する企業の見解について調査を実施。（全国の企業2万3,707社を対象）

業種別に見ると、マイナスの影響を見込む企業は「旅館・ホテル」が97.1％で最も高かった。以下、「飲食店」が93.1％、「繊維・繊維製品・服飾品卸売」が92.5％、「広告関連」が90.5％。

逆にプラスの影響を見込む企業は、総合スーパーなどの「各種商品小売」が20.9％でトップ。

やはり、コロナ禍では、観光業界にこれまでにはない影響を与えているようです。

旅行会社のコロナ対策

旅行会社はとても大変な状況の中、皆さんが安心して旅行が出来るようにどんなコロナ対策を行なっているのでしょうか？

旅行業におけるガイドライン

感染対策として観光業界は『旅行業における新型コロナウイルス対応ガイドライン』に沿った感染防止対策をしているようです。

このガイドラインを要点を簡単にまとめてみました。

『旅行業ガイドラインの要点』まとめ

①具体的な感染対策の考え方
⚫︎主な感染経路である接触感染、飛沫感染のリスク評価とそれに応じた対策をする

②具体的な感染対策
⚫︎従業員とお客様のソーシャルディスタンス
⚫︎マスク着用
⚫︎消毒設備の設置
⚫︎定期的な消毒、手洗いの徹底
⚫︎従業員、お客様の体調、体温管理
⚫︎来店人数の調整
⚫︎お客様に旅行時の感染防止対策を周知、啓発し、対策実行への理解と協力
⚫︎旅行帰着後、2週間以内に新型コロナウイルス陽性と診断された場合には、旅行会社へ連絡
⚫︎旅行会社は感染者発生時に備え、旅行参加者もしくは契約者の連絡先情報を2週間保存

基本的な感染対策と旅行会社との連携が要点のようです。

HIS、JTBの感染対策

今度はHIS、JTBが行っている感染対策を中心にまとめました。

HIS・JTBの感染対策

①各店舗
→　店内、スタッフの衛生管理、営業時間の短縮など

②団体旅行
→　ポータブル消毒液、マスク、シャンプー、リンスなど個別包装アメニティの配布

③バスツアー
→　車内、スタッフ衛生管理（マスク・手袋着用、参加人数を限定、バス運行中は窓開け）、車内での食事禁止など

④宿泊施設
→　『コロナウィルス感染防止に関するガイドライン』を順守している宿泊施設のみ案内しているとのこと
→通常よりも少ない定員での客室利用とお部屋割りプランの案内

⑤全店一斉での休業なし

航空会社のコロナ対策

次に、飛行機を安心して利用できるために各航空会社が行っていることをまとめました。

ANA、JAL共に世界最高評価

イギリスの格付機関SKYTRAX社は、200社を超える世界中の航空会社や空港における乗客のサービス満足度を評価しております。

そのSKYTRAX社は、コロナウイルスに対する衛生と清潔に関する評価を2020年8月から行っていおり、空港から機内サービスの800を超えるカテゴリーにおいてANAとJALは世界最高評価である『５スター』を獲得しています。

つまり、世界的にみても、ANA、JALはコロナウイルスに対する衛生と清潔への対策が素晴らしいことを行っているということでwす。

空港での感染対策

航空会社が行っている空港での主な感染対策です。

①各スタッフのマスク、手袋の着用

②マスクの着用を規制
＊これは必須のようです
お客様にマスク着用を必須にしており
マスクを着用していない方は搭乗拒否される場合があるようです

③ソーシャルディスタンス
分かりやすいようにフットプリント等の設置

④検温
保安検査場入口で実施（＊一部の空港で実施中）

⑤消毒液の設置
各所に設置

⑥ラウンジでの飲食物を個包装で提供、一部のサービスを制限

⑦備品類の消毒
自動チェックイン時に車椅子やベビーカーなどの除菌

機内での感染対策

基本的な感染対策に加え、機内では密になると思われがちですが、航空機の中は十分な換気が行われています。

⚫︎『航空機内の十分な換気』
上空のきれいな空気を大量に取りこみ、約3分で機内の空気を全て入れ替え
・高性能フィルターを装備
機内の空気は高性能フィルターでろ過され、客室内に供給
・空気は常に天井から床下へ流動
空気は常に天井から供給、左右の壁の下部から床下へ流動
客室内や特定場所に滞留しないよう防止

また、IATA（国際航空運送協会）は、「航空機内では感染リスクが低い」と発表しています。

機内は換気がすごくしっかりしているので安心ですね。

各航空会社その他の取り組み

Gotoトラベル事業からは感染対策として国土交通省、観光庁より『旅のエチケットとルール』が案内されています。

『新しい旅のエチケット』
と
『新しい旅ルール』

『新しい旅のエチケット』

感染リスクを避けて安心で楽しい旅行
ひとり一人の協力が、みんなの楽しい旅を守ります
あなたも、あなたの大切な人も、働く人も、観光地も

・交通編
・観光施設、ショッピング編
・宿泊編
・全体編 Ver.１＆２

『新しい旅のルール』

・接触確認アプリの使用
・体調不良時の旅行の延期
・毎朝の検温
・チェックイン時の検温,本人確認
・旅行中における接触場面の回避

この『新しい旅のエチケット』と『新しい旅のルール』は短い動画にまとめられているので
お出かけする際は要チェックです。

『新しい旅のエチケット』
と
『新しい旅のルール』

今回のゆしたろまとめ

⚫︎2021年８月　→　『感染者　２億人越え』

⚫︎2020年の訪日外国人は99.９％減少、それでも旅行業の倒産件数は過去20年間で 2番目の低水準、政府や自治体、金融機関による資金・支援策、持続化給付金や助成金、GoToトラベルも倒産を抑制

⚫︎経済的マイナスの影響を見込む企業は『旅館・ホテル』が97.1％

⚫︎『旅行会社』の感染対策
・衛生管理を徹底し、営業時間短縮
・団体旅行は個別包装アメニティ配布
・『コロナウィルス感染防止に関するガイドライン』を順守している宿泊施設のみを案内
・通常よりも少ない定員での客室利用とお部屋割りプランの案内
・全店一斉での休業なしなど感染予防を徹底している

⚫︎『航空会社』の感染対策
空港、機内の衛生管理はもちろん、『航空機内は特に十分な換気』を徹底
→ANAとJALは世界最高評価である『５スター』を獲得
→高性能フィルターを装備し、約3分で機内の空気を全て入れ替えし換気を徹底している
→IATA（国際航空運送協会）も『航空機内では感染リスクが低い』と発表している

⚫︎結論、観光業界、航空会社は、皆さんが安心して旅行が出来るよう感染対策を徹底している

⚫︎皆さんも少しでも早くコロナ感染を抑制し、また楽しい旅行が自由に出来るよう協力しよう